Real World Oracle Database Patching Terminology

Real World
Oracle Database
Patching Terminology
Wataru Morohashi / October 19, 2012

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Focus on Oracle Database Patching
Oracle OpenWorld Presentations

2011 2012

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Focus on Oracle Database Patching Terminology
毎年同じ説明からはじまる

Patch Set
a maintenance release containing all bugs fixed for a given production version during a time period.


どうしてこの説明から始めているのか

“提供手段の違いがお客様に混乱を招いている”
Eleanor Meritt, Vice President, Sustaining Engineering ; Oracle


“パッチを大別してパッチセットと
パッチがある ”


“パッチを大別してパッチセットと
パッチがある ”

OUIでインストールするマイナーな
リリースの製品にパッチセットと呼
ばれるものがあるだけ

パッチセットはもはやパッチではない

いわゆるOracle Databaseに対する
パッチは Opatchで適用するパッチ
のみ


遅くともリリース11.2.0.2がある
2010年9月から
パッチセットはマイナーリリース


インストール・ソース : products.xml
中身を見ればわかる


11.1.0.7‘s products.xml contained PATCHSET and
Patch Set


11.2.0.2's products.xml not contained PATCHSET and
Patch Set , contained “Production”


リリース11.1.0.7とリリース11.2.0.2以降の違い
パッチセットをパッチと言うには無理がある状況の変化
フル・インストール・パッケージのみ
過去のいかなるリリースからのアップグレードであっても製品としてインストール
変更したいファイルだけに変更を加えて置き換えるのではない
適用という概念にそぐわない

開発部門はパッチセット毎にテスト項目を改良しテストにかける時間も増えている
以前はベースリリースと同じテストしかしていなかった


「パッチセットとパッチがある」と
認知する必要はある

ただし
マイナーリリースをパッチセットと
言う必然性と機会はほとんどない


まずは製品名をー事実として製品なのだから

新機能ガイドなどに載っている正式な製品名
Oracle Database 11g リリース2 (11.2.0.3)
Oracle Database 11g リリース2 (11.2.0.2)

そもそもイレブンジイとか括弧を使わない表記でいい
Oracle Database のリリース11.2.0.3
Oracle Database のリリース11.2.0.2


パッチセットと言わなければならないかもしれないとき
他のときに言うのは無駄
パッチの作成猶予期間の説明が必要
“アップグレードの猶予期間“という言い方もある

ベースリリースを基準にしたアップグレードの説明を手法を含めて正しく
リリース11.2.0.1からリリース11.2.0.3へアップグレードするときに
「アウトオブプレース・パッチ・セット・アップグレード」か
「インプレース・パッチ・セット・アップグレード」

変更箇所がパッチセットでしか変わらないコンポーネントなどを強調したい


必要があるときに用いる誤解なきパッチセットの表記
言い回しは番号だけで良い一方で表記はコレにしてみると楽ちん
リリース番号＋パッチセット ( パッチセット＋プレースフォルダのパッチ番号 ) が無難
11.2.0.3 パッチセット ( パッチセット 10404530 )
11.2.0.2 パッチセット ( パッチセット 10098816 )

常に併記する必要があるとは思いません

パッチだと強調するのならパッチ番号がないのもおかしい


実例
正しいものだけ言ったり書いたりする
Oracle Database 11g リリース2（11.2.0.3）

リリース11.2.0.3

11.2.0.3パッチセット

パッチセット 10404530


この支配からの卒業

Oracle11gR2
Oracle Database 11g R2
Oracle Database 11g リリース2
11gリリース2
11gR2
R11.2

PSR 11.2.0.3
パッチセット 11.2.0.3
パッチ・セット・リリース 11.2.0.3


新しい習慣

Oracle Database 1 1g リリース2（1 1.2.0.3）
Documentation Library内の文書を基にすればハズレなし

リリース11.2.0.3
イレブンジーって言う無駄を省いてリリース番号のみ

11.2.0.3パッチセット
リリース番号の後ろに説明としてのパッチセット
リリースとパッチセットという単語は一緒に使わない

パッチセット 10404530
パッチセットとの書き出しにはパッチと同様にパッチ番号


Oracle Universal InstallerおよびOpatchユーザーズ・
ガイド
7 OPatchを使用したOracleソフトウェアへのパッチの適用

OPatchはOracleが提供するユーティリティであり、Oracleのソフ
トウェアに個別パッチを適用し、Oracleのソフトウェアから個別
パッチをロールバックするプロセスを支援します。


Oracle® Universal Installer and OPatch User's Guide

7 Patching Oracle Software with Opatch

OPatch is an Oracle-supplied utility that assists you with the
process of applying interim patches to Oracle's software and
rolling back interim patches from Oracle's software.


Opatch README.txt

Patch summary:
--------------
README file for OPatch(11.2.0.1.8), the Oracle Interim
Patching Tool.

This patch installs the "OPatch" utility. OPatch is used for
patching Oracle software.


毎年パッチセットの次に説明される Interim Patch

Interim Patch
a single standalone patch also called a “one-off ” or PSE


Interimとか個別って冗長
パッチってそもそも仮で暫定で個別

【名詞】
[the interim] 合間，しばらく.
用例 in the interim その間に.

【形容詞】【限定用法の形容詞】
当座の，臨時の，仮の，暫定(ざんてい)的な.

http://ejje.weblio.jp/content/interim


パッチという言葉だけでいい
ひとつの言葉に二つの意味を持たせてしまうと理解しにくい

広い意味での Interim Patchは
「OPatchで適用するパッチ」
In the broad sense, Interim Patches means a patch to apply using OPatch. Opatch
is the Oracle Interim Patching Tool.

狭い意味での Interim Patchは
「個別」や「バンドルに含まない例外」
In the narrow sense, Interim Patches means a single standalone patch also called
a “one-off” or PSE.


Oracle Databaseに対するパッチ
＝広い意味での Interim Patch

opatch apply するファイル
＝ Opatchで適用するパッチ


熱心に耳を傾けて聴いてくださって
どうもありがとうございました


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