My passion by using cloud #0 の資料

1. さくらのクラウド使ってみた
IaaS型クラウドサービスの個人活用
My passion by using cloud #0

2. 自己紹介
• Twitter:@DarkCrash3
• Facebook：yasuaki.matsuda.75
• GitHub：https://github.com/darkcrash
• Qiita:http://qiita.com/DarkCrash3
• JAZUG札幌のスタッフ（雑用、時々つぶやき）
• なんかいろいろ好き

3. 一般的なクラウドのメリット
• すぐ使える
• 使う分の料金でよい
• いらなくなれば、削除してしまえばいい
• ハードウェアのメンテナンスは考えなくてよい

4. さくらのクラウド管理画面

6. さくらのクラウドのメニュー構成
 IaaS型のサービス。
 サーバ（仮想マシン）
 ストレージ
 ディスク
 アーカイブ
 ISOイメージ
 ネットワーク
 スイッチ
 パケットフィルタ
 ブリッジ
 アプライアンス
 ロードバランサ
 VPCルータ
 GSLB
 マップ

7. さくらのクラウド管理画面
（ベータ版）

9. さくらのクラウドのメニュー構成
（ベータ版）
 IaaS型のサービス。
 サーバ（仮想マシン）
 ディスク
 アーカイブ
 ISOイメージ
 スイッチ
 パケットフィルタ
 ブリッジ
 ロードバランサ
 VPCルータ
 GSLB
 マップ

10. 現行版、ベータ版の両方でやるとやや
こしい。
ベータ版を前提に進めます。

11. サーバー（仮想マシン）
• ブラウザでVNC！
• JavaScriptで動作してる。
• ブラウザがあれば動かせてし
まう。
• →はWindows8.1のIE11

12. ところで、ＩＡＡS型サービスって？
ハードウェア（構成を選ぶだけ）
※仮想化されている（完全仮想化 or 準仮想化）
CPU
メモリ
ストレージ
ネットワーク
Etc…
ＯＳ（テンプレ or ISO持ち込み）
ミドルウェア
データベース
Webサーバー
デーモン…など
サービス…など
アプリケーション
Wordpressなど
既製品
独自App

13. さくらの中身は、LIBVIRTの様子
• レッドハットが中心のlibVirt
• オープンソースプロジェクト
• KVM（Kernel-based Virtual Machine）というカーネル上に実装
された仮想化基盤
• KVM単体では周辺機器の仮想化は提供されないため、QEMUと連携
して動かしている。
• 完全仮想化が基本、準仮想化も部分的に提供。
• さくらでは、準仮想化のストレージであるvirtioをサービスとして提
供している。（ただし、専用ドライバが必要）

14. Wikipedia:libvirt
https://ja.wikipedia.org/wiki/Libvirt

15. LIBVIRTのユーザーインターフェイス
• virsh – コマンドラインで動作する
• virt-manager – GUIで動作する。
• OpenStack – 統合管理
• oVirt – Webベースの統合管理

16. QEMU-KVM
なんとなくイメージ図
ハードウェア
ホストOS
KVM QEMU
プロセス
ゲストOS1
KVM QEMU
プロセス
ゲストOS2
KVM QEMU
プロセス
ゲストOS3

17. QEMU-KVM
• ホストOSから見ると一つのプロセスがゲストOSとなる。
• CentOSでも、ホストOSになれる。
• Linuxカーネルの実装に依存するため、将来的にもこの仕組みで
WindowsはホストOSにはなれない。
• BIOSから提供されるため、ゲストOSは一つの物理マシンで動いて
いるような状態になる。（DHCPブートも可能）
• デバイスのリダイレクトで、ゲストOS上でグラフィックドライバを
接続する荒業を繰り広げてる方もいる模様。
• 使う側にしてみると、Hyper-Vと大差ないと思われる

18. 準仮想化
• 計算機科学において準仮想化（じゅんかそうか、英: Paravirtualization）
は、仮想機械へのソフトウェアインタフェースを提供する仮想化技術の一
つである。それはハードウェアの上層に存在し、仮想機械 (VM) と似てい
るが同一のものではない。 準仮想化を用いることでハイパーバイザ
(VMM) はよりシンプルにでき、その上で動作する仮想機械の動作パ
フォーマンスを仮想化されていない物理ハードウェア上で動作させる時に
近づけることができるようになるだろう。しかしながら、オペレーティン
グシステムを準仮想化されたVMMの上で動作させるには修正が必要にな
る。プロプライエタリなオペレーティングシステムの開発をおこなってい
る所は、戦略的な目的で準仮想化を可能にするために自社製品に手を入れ
ることになるかもしれない。
Wikipedia:準仮想化
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%96%E4%BB%AE%E6%83%B3%E5%8C%96

19. 完全仮想化
• 計算機科学において、完全仮想化（かんぜんかそうか、英: Full
virtualization）とは、特定の種類の仮想機械環境を提供し、基本的なハー
ドウェアを完全にシミュレーションする仮想化技術のこと。準仮想化の対
の概念として用いられる。
Wikipedia:完全仮想化
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E4%BB%AE%E6%83%B3%E5%8C
%96

20. 完全仮想化と準仮想化
完全仮想化
• よくあるデバイス（標準的）なもの
をゲストOSに提供する
• 互換性が高い
• 標準ドライバで動く
準仮想化
• ハイパーバイザーの都合に合わせた
（最適化された）環境をゲストOSに
提供する
• パフォーマンスは有利
• 専用ドライバが必要

21. ストレージの比較
SSD100GB 2コア4GBの仮想マシン
IDEモード
完全仮想化
VIRTIOモード
準仮想化

22. というわけで
• 準仮想化のほうがパフォーマンスは有利になる可能性が高い。
• IaaSでは、OSの選択自由がある
• つまり、好きなOSを動かすことができる！
• あ、プレビューOSいっとこう！
• Windows10とか
• WindowsServerTPとか
• WindowsXP動かして壊れるまでどれくらいとかそんな実験とか

40. お付き合い
ありがとうございました。