Code for Nara 2014 活動報告

1. Code for Nara 2014 活動報告
2014/12/22
Code for Nara Summit
Code for NARA
Yasushi ISHIZUKA

2. 発表者紹介
Code for Nara 代表
Yasushi ISHIZUKA
Facebook: https://www.facebook.com/yasushi00
Twitter: @yasushi00j
趣 味： 旅行（特に海外）
生息地： 奈良市
Code for Nara
Facebook: https://www.facebook.com/Code4Nara
Twitter: @code4nara

3. Code for Nara とは
Code for Japan – ともに考え、ともにつくる
という考えをベースに
「奈良を知り、奈良を育む」
という理念のもと
「IT界が培っている文化と奈良の文化の融
合」
を目指している任意団体
なお、Naraは「奈良県」ではなく「奈良市」を指しています。

4. Code for Nara の2014年
2014年3月 Nara Code for X Pre-Summit
Code for Ikoma の佐藤氏から Code for X を知る
4月 奈良市近郊を含む数人が集まる （が、しばし間が開いて）
7月 FaceBookで盛り上り動き始める ←何をするか模索
8月 イベント開催にむけ活動開始 ←オープンデータに着目
9月 奈良市ボランティアセンターなどに任意団体登録
避難所データ利用トライアル（Web、スマホアプリ）
11月 第１回 奈良オープンデータソン開催
12月 年間（？）活動報告
（神戸ITフェスティバル、InternationalOpenDayプレイベント)

5. 2014年の主な活動
●
奈良市オープンデータカタログの応用
– 避難所のWeb表示プロト作成
– 避難所アプリのプロトタイプ作成
– 避難所の実地調査
●
オープンデータソン
– 第１回奈良オープンデータソン開催 （奈良町）
●
5374.jp （ゴミなし）
– 隔週収集に対応したプロトタイプを作成
– 町区数が多い等の理由によりペンディング中

6. 奈良市の避難所 Web表示プロト
避難所リスト： 奈良市オープンデータカタログ
http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1413276087572/index.html
各種学校、校区情報： 国土数値情報
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/index.html
各種学校
避難所
小学校校区
各種学校
避難所
小学校校区

7. 奈良市避難所アプリ

8. 避難所の実地調査
実際に避難所を調べると課題も明らかに
● 住民が避難所を知らない。
– 避難所アプリなどで解消できるはず
● 避難所の看板が見つからない場所がある
– 警備員に聞いても分からないとのこと
● 警備員が避難所指定を知らない
– 防災スキームの問題 ＝ 行政との連携が必要
● 避難ルート案内
– 遠回りルートが案内されることがある
＝ 地理データの不足

9. 避難ルート案内の失敗例
※ Googleマップ／Googleマップナビ スマートフォン画面をキャプチャ
正門
現在地
裏門
裏門
正門
階段！

10. 課題解決に向けて
解決すべき課題のひとつは地理データの不足
地図は地域にとってとても有用
⇒OpenStreetMapなら市民自らデータ追加修正が可能
災害時クライシスマッピングも、ベースの地図情報があってこ
そ。
調べると、奈良市のOpenStreetMapは中心でも情報が少な
い。
ならばOpenStreetMapを充実させよう！
ということで

11. 第1回 奈良オープンデータソン
WikiPediaタウン + OpenStreetMapマッピングパーティ
２０１４年１１月２３日 於 奈良女子大奈良町セミナーハウス
市民参加型の町歩きイベント
座学：OSMについて、Wikiについての説明
調査：「ならまち」について実際に調査
奈良町資料館館長のお話、チームに分かれ実地調査
発信：参加者自身がデータを登録
Wikiチームは、徳融寺の写真登録、追加など
OSMチームは、ならまち界隈の地図情報の充実

12. オープンデータソンとは
オープンデータの充実をめざして
参加者自身が実際にデータ発信を経験する
具体的には、WikiPedia や WikiMediaCommons 、
OpenStreetMap を実際に編集作業する
結果
３０名超の市民の方が世界に向けデータを発信
住民自身が情報発信し、自らの地域貢献の目指す

13. 奈良オープンデータソンの様子

14. 奈良オープンデータソンの様子

15. 奈良オープンデータソンの様子

16. WikiPedia の編集
小学５年生撮影の写真を
WikiMediaCommonsに登録
WikPediaから参照

17. OpenStreetMapの編集

18. International Open Data Day 2015
大阪イノベーションハブでプレプレイベント(12/22)
関西各地で連携を調整中
テーマごとで分担出来たらいいな、、
プレイベントとして「Open Data Show Case」 を企画中
横連携を目指し事例紹介？・実体験？
2/11の予定 場所はたぶん大阪IH
たとえば.....Push大阪アプリ
●
「RSS」があれば自治体からの案内を市民に通知

19. International Open Data Day 2015
Code for NARA では
ＯＳＭ関連イベント企画中
ゲーム的要素を取り入れ、参加者がデータ登
録を作成を楽しめる内容を検討中
詳細は決まり次第、Facebookなどで案内しま
す。

20. 2015年の抱負
オープンデータの促進
●
オープンデータソソンの継続
– OSMマッピングパーティを年３回くらい
–
●
勉強会・セミナー開催
– 講師を招いてのLOD(LinkedOpenData）勉強会など
●
アイディアソン・ハッカソン開催
– オープンデータから具体的なアウトプットを目指して
– CivicTeck で地域課題の解決を

21. Code for NARA では
活動に協力頂ける方を募集しています
技術者でなくても、アイディアだけでも大歓迎