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三宅 陽一郎
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人工知能のための哲学塾
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東洋篇 概論
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人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇
第一回 「荘子と人工知能の解体」
経歴
京都大学(数学) 大阪大学(原子核実験物理) 東京大学
(エネルギー工学/人工知能)
高エネルギー加速器研究所(半年ぐらい。修士論文)
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人工知能のための哲学塾
東洋哲学篇
第0夜 概観
第一夜 荘子と人工知能の解体
第二夜 井筒俊彦と内面の人工知能
第三夜 仏教と人工知能
第四夜 龍樹とインド哲学と人工知能
第五夜 禅と人工知能
本日のコンテンツ
• 第一章 東洋思想と西洋思想
• 第二章 荘子の「道」
• 第三章 荘子と知の解体
• 第四章 知能と身体とイマージュ
• 第五章 理性と荘子
• 第六章 荘子の知に対する批判の根底
• 第七章 道理に則る知性
• 第八章 まとめ
第一章 東洋思想と西洋思想
東洋思想と西洋思想
第0夜 概観
第一夜 フッサールの現象学
第二夜 ユクスキュルと環世界
第三夜 デカルトと機械論
第四夜 デリダ、差延、感覚
第五夜 メルロ=ポンティと知覚論
構築
第0夜 概観
第一夜 荘子と人工知能の解体
第二夜 井筒俊彦と内面の人工知能
第三夜 仏教と人工知能
第四夜 龍樹とインド哲学と人工知能
第五夜 禅と人工知能
東洋思想と西洋思想
脱構築
東洋思想と西洋思想
構築的
人工知能
脱構築的
渾沌
西洋
東洋
お互いに影響を及ぼす
第二章 荘子の「道」
荘周
• 姓は荘、字は周。
• 紀元前369-286頃
• 春秋以来~七つの強国が天下を分かち覇権
を争う時代
• 小知に陥りがちな人間を批判し(つまり賢い
人や聖人ほど批判の対象になり)、大道(世
界に内在する根源原理)に身を任せることで
自然の摂理を身に着けることができる。
荘周
• 時代背景
• 春秋の末期以来、天下を混乱から救おうとする
思想家たち…奔走した。結果はどうであったか。
「保障を受けたのは新しい支配階級だけであった。
…そして下層の人民といえば、新しい幾重の束縛
の中で依然として奴隷であり、おまけに奴隷の奴
隷であった。」(郭沫若『十批判書』)
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.13)
「現象=渾沌」の中の人間
自然科学 (ミクロな単位、確定された対象)
総合的な現象(千変万化する渾沌)
人間
自然
「現象=渾沌」の中の人間
人間
人間
自然
対立
融解してひとつの存在となれ。
そうすれば良い行いを為すことができる。
ここに道理が
ある
「現象=渾沌」の中の人間
自然科学 (ミクロな単位、確定された対象)
総合的な現象(千変万化する渾沌)
人間
ここに道理が
ある
「現象=渾沌」の中の人間
自然科学 (ミクロな単位、確定された対象)
総合的な現象(千変万化する渾沌)
人間
ここに道理が
ある
道理=渾沌の流れ。
これと共に運動することで、一見無為な行動に
見えても、世界で良い行動を取ることができる。
大道
(自然に内在する摂理)
荘周
小知
人間の小賢しい知
人間の精神
意識
前意識
無意識
外部からの
情報
言語・非言語境界面
(シニフィアン/シニフィエ)
意識の境界面 (表象)
知覚の境界面
知能と身体の境界面
(仏教で言う:阿頼耶識)
無意識的実在
意識的実在
機械の精神=人工知能
意識
前意識
無意識
外部からの
情報
無意識的実在
意識的実在
世界
(大日如来、無、宇宙、混
沌)
東洋哲学
混沌
(理、道、無)
知能
(識)
分化
立ち返れ
混沌と知と
• …言語は、意味論的には、一つの「現実」分節のシステ
ムである。生の存在カオスの上に投げ掛けられた言語
記号の網状の枠組み。
(井筒俊彦、意味の深みへ、岩波書店、P.55)
知能
実体
人工知能
• 実体(混沌、すべて)がない。網だけがある。
• だから世界を受けとめられない。
シンボリズム = 記号の網
コネクショニズム = 分割するだけ
知能
実体
荘子・老子
• 特に交渉はないが、それぞれ「道」を基調した
思想を展開する。
• 「道教」などと呼ばれることもあるが、二人の
思想は似ているところもあるが独立。
老子「道に適う」
• 何かが混沌として運動しながら、天地より先に誕生した。
それは、ひっそりとして形もなく、ひとり立ちしていて何物に
も依存せず、あまねくめぐりわたって休むことなく、この世
界の母ともいうべきもの。
• わたしはその名を知らない。かりに字をつけて道と呼び、
むりに名をこしらえて大と言おう。大であるとどこまでも動
いてうく、どこまでも動いてゆくと遠くなり、遠くなるとまた元
に返ってくる。
• 道は大なるもの、天は大なるもの、地は大なるもの、王も
また大なるものである。この世界には四つの大なるものが
あり、王はその一つを占めている。
• 人は地のあり方を手本として、地は天のあり方を手本とし、
天は道のあり方を手本とし、道は自ずから然るあり方と手
本とする。
• (蜂谷邦夫訳 「老子」、岩波文庫、P.115)
知能のアンビバレンツ
社会
個として
規範的なもの 聖人・君主
知能のアンビバレンツ
社会
個として
規範的なもの 聖人・君主
知能のアンビバレンツ
社会
個として
規範的なもの
道に従え
第三章 荘子と知の解体
知能の世界
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・
身体
運動の
構成
センサー・
身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
知能の世界
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・
身体
運動の
構成
センサー・
身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
対象・
現象
情報の流れ(インフォメーション・フロー)
影響を与える影響を受ける
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
on the third
layer
Decision-Making
Object image
on the top
layer
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
on the third
layer
Decision-Making
Object image
on the top
layer
西欧流の考え
世界
自分
一個の独立した人間として世界に対峙する
独立、契約、承認
「創造のプロセス」を解く。
西欧流の考え
世界
自分
一個の独立した人間として世界に対峙する
世界と対峙する
知能として適うかどうか、
承認を得る(誰に?)
東洋流の考え方
世界
自分
世界は要素からなり、要素は世界とのつながりの中にある
最初から世界の中にある
=何を起源かを問うことはできない。
=世界と存在は最初から不可分のものとしてある
東洋流の考え方
世界
自分
世界は要素からなり、要素は世界とのつながりの中にある
生きとしいけるものは最初から生命(八百万の神)
人工知能に承認はいらない (西洋、思想が違う)
流れに沿うこと=神髄
東洋流の考え方
世界
自分
世界は要素からなり、要素は世界とのつながりの中にある
人工知能は作られる存在ではなく、
人工知能は生まれる存在ではなくてはならない。
知能の世界
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・
身体
運動の
構成
センサー・
身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
東洋思想の人工知能への意義
• 人工知能の理論を作り出すわけではない。
• 人工知能の理論に極めて間接的、かつ、決定的
に変革をもたらす。ラディカルには西洋式の人工
知能に解体をもたらす、と言ってもよい。
• では、それがどこでどう接して何を言っているか
を、知ることで、対応物をみつけて、西欧的知識
と対決させる。
荘子
• 荘子(紀元前369年 - 紀元前286年頃)
• 戦国時代の宋
• 斉の宣王(前319 – 前301年)と同じ頃
主知主義からの脱構築。知を解体する。
文章は極めてデリダ的。
知とは分けて考えること。それが偏見だ。
荘子「万物斉同」
• 恵施
「日まさに中にしてまさにかたむき、
物まさに生じてまさに死す。」
• 荘子
「まさに生じ、まさに死し、まさに死し、まさに生ず。」
(斉物論)
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.19)
東洋と混沌
• はじめからすべてが与えられる、
• はじめからすべてがそこにある。
= 混沌
= 道
= 理
東洋と混沌
• はじめからすべてが与えられる、
• はじめからすべてがそこにある。
= 混沌
= 道 = 無
= 理 = 空
西洋にない、東洋
• 構築的にはたどりつけないものがある。
• 最初から全体がある、と考えないと存在し得
ないもの。
• 人工知能は作られる存在ではなく、
人工知能は生まれる存在ではなくてはならない。
荘子
• 斉人之井飲者相守也。(列御冠篇 二)
(斉人の井に飲む者の相いまもるがごときなり。)
ちょうど凡人が井戸の水を飲むのに、自分の水だか
らお互い飲ませないと言って、お互い守りあっている
ようなものだ。
井戸の水は堀ったものが作ったのではなくて、
自然に湧いているものだということを知らない。
第四章 知能と身体とイマージュ
荘子「万物斉同」
• 「いつだったか、わたし荘周は夢で胡蝶となった。ひらひらと舞う
胡蝶だった…はて、荘周が夢で胡蝶となったのであろうか。それ
とも胡蝶が夢で荘周となったのであろうか」(斉物論)
• 「知的認識は対象を得てはじめて確定するものだが、対象とな
る事物自体は、絶えざる変化の中にある」(大宗師)
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.19)
存在論
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
自分に対するイメージはどこにあるか?
それは自分と同じだろうか?
自分のイメージ
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
身体
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
身体自分に身体への作用に対する
身体を通した世界の反作用が
自分というイメージを作る
荘子「万物斉同」
二.心と体を支配するものは誰か
それにしても、歓喜、憤怒、悲哀、快楽、嗟嘆、恋慕、
放縦、率直、虚栄といった人間の心理の諸相は、いった
い何から生ずるのであろうか。
われわれの心理は、うろから鳴り出す音のように、湿気
から生ずるカビのように、絶え間なく生起しうつりかわる
が、何がその究極の原因であるか知るすべはない。とは
いえ、朝に夕に心理が変化することろを見れば、やはり
何者かがそれを動かしているのだろうか。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.52)
荘子「万物斉同」
二.心と体を支配するものは誰か
一説によれば、「外物が存在しなければ、自己という意識は
発生しない。そして外物と自己との交渉に基づいて自己の内
面に生起するものが、心の働きである」という。この説には、
一面の真理が含まれてはいるが、まだ十分なものとはいえぬ。
なぜなら、この説によったとしても心的機能の根源について
はの解答は得られぬからである。人間に心的機能が付与さ
れているからには、付与した何者かが存在するに相違ない。
つまり「真宰」の存在を前提としなければ、論理が通らぬ。に
もかかわらず、その存在を明示することはできないのだ。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.52)
荘子「万物斉同」
二.心と体を支配するものは誰か
人体についてみても、同じことがいえよう。人体には、百の骨節、
九つの穴、六つの臓腑が備わっている。だがわたしは、何によっ
てこれを支配しているのであろう。そのすべてに恩恵を施すことも
できず、一部を取り立てて眼をかけることもかなわぬところを見る
と、からはいすれもわたしに仕える下僕ではないのである。だが主
君が存在しなければ、人体としてまとまりがつかぬ。だからといっ
て、かられが相互に君臣となって支配被支配の関係を結んでいる
わけではない。やはりわらわれの知覚を超えた「真君」が存在して
すべてを総括しているち考えなければ、説明がつかない。
だが、われわれがそれを知り得ようと知り得まいと、人体がひと
つの統一をなしている事実には、なんの影響もないのだ。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.52)
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
身体
心(ここでは内面)をすべるものがある。
身体をすべるものがある。
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
身体
心(ここでは内面)をすべるものがある。
だがその正体はわからない。
身体をすべるものがある。
だがその正体はわからない。
荘子「万物斉同」
三.成形と成心
ひとたび人間として「成形(生まれながらの体)」を得る
や、その諸器官は、死に至るまで、外物を斥けたり受け
入れたりするはたらきをやめない。つまり、外物との葛藤
を反復しながらひたむきに死に向かって驀進するのが、
人間の生きる過程なのである。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.54)
原始の海+光+熱+稲妻
http://us.123rf.com/400wm/400/400/anterovium/anterovium1102/anterovium110200037/8952668-light-beams-from-ocean-surface-penetrate-underwater-through-deep-blue-sea.jpg
ユーリーミラーの実験
ガスから生命の構成要素であるアミノ酸を合成した。
ハロルド・ュ―リーの研究室で、スタンレー・ミラーが実験(1953年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Miller-Urey_experiment_JP.png
極性頭部 非極性尾部
水と仲良し 水と溶けあえない
(参考)永田和宏 「生命の内と外」 (「考える人」(Vol.45))
自己組織化
原始の海で構造化=外と内の形成
外
内
Energy
http://28275116.at.webry.info/201005/article_7.html
原始の海で構造化=外と内の形成
外
内
Energy
エントロピーの法則
時間
エネルギー
もしエネルギーが流入しなければ、その系のエントロピー(雑然さ)は増大する。
エントロピーの法則
構造のヒステリシス
Energy
生物=エネルギーが高い状態で
ひっかかっている。
なぜ?
構造のヒステリシス
世界
外と内の交流
エネルギーE をゲット
アクション・老廃物
極めてメカニカルな次元。
世界
外と内の交流=非平衡系
エネルギーE をゲット
アクション・老廃物
極めてメカニカルな次元。
内部構造を持つ。
(そして内部構造が維持される)
世界
外と内の交流=非平衡系
極めてメカニカルな次元。
内部構造を持つ。
INPUT
OUTPUT
代謝機能(内部処理)
散逸構造とは?
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20090522/
http://www.applc.keio.ac.jp/~asakura/asakura_j/dissipative.html
散逸構造は非平衡系であり、ゆらぎを成長させ、系の自己組織化を促す。
ベナールセル
https://www.youtube.com/watch?v=UhImCA5DsQ0
世界
外と内の交流=散逸構造
極めてメカニカルな次元。
内部構造を持つ。
INPUT
OUTPUT
代謝機能
テセウスの船(パラドックス)
船の老朽化した部分を、新しい木に入れ替えているうちに、
全部を入れ替えてしまった。
はたしてこの船は元の船と同一のものであろうか?
http://img02.hamazo.tv/usr/j/a/g/jagr/629.jpg
テセウスのパラドックス
物質的構成 = 循環する
物質によらず不変なもの 構造
テセウスのパラドックス
物質的構成 = 循環する
物質によらず不変なもの 構造 情報
だから、こう言える。
生物は物質的存在であると同時に、
情報的存在でもあるのだ。
テセウスのパラドックス
物質
情報
情報
物質
生物は、情報的存在であり、同時に物質的な存在である。
物質は情報に存在を与え、情報は物質に構造を与える。
情報と物質
情報
物質
生物は、情報的存在であり、同時に物質的な存在である。
物質は情報に存在を与え、情報は物質に構造を与える。
「情報と物質」から「精神と身体」へ
情報
物質
精神・知性
身体
精神と身体、そして進化
情報
物質
精神・知性
身体
進化
世界
外と内の交流=散逸構造
INPUT
OUTPUT
世界
物質的循環
物質
物理的INPUT
物理的OUTPUT
生理的代謝機能
世界
情報的循環
情報INPUT
INFORMATION
OUTPUT
INFORMATION
情報処理=情報代謝
(つまり思考)
物質的存在としての身体がそうであるように、情報的存在として人間は、
情報を摂取し、記憶し(=情報体としての自分を組み換え)、情報をアウトプット・排泄する。
世界
情報的・物質的循環
物質
物理的OUTPUT
代謝機能情報INPUT
INFORMATION
OUTPUT
INFORMATION
情報処理=情報代謝
(つまり思考)
生理的代謝機能
物理的INPUT
世界
情報的循環
情報INPUT
INFORMATION
=センサー
OUTPUT
INFORMATION
=エフェクター
情報処理=情報代謝
(つまり思考)
=意志決定
物質的存在としての身体がそうであるように、情報的存在として人間は、
情報を摂取し、記憶し(=情報体としての自分を組み換え)、情報をアウトプット・排泄する。
精神と身体、そして進化
情報
物質
精神・知性
身体
人工知能
ハードウェア
精神と身体、そして進化
情報
物質
精神・知性
身体
人工知能
ハードウェア
知能は生き物の情報的側面である。
第五章 理性と荘子
荘子「万物斉同」
三.成形と成心
人間はまた「成心(生まれながらの心)」が備わっている。
「成心」については、知愚の別はないのである。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.54)
「良識はこの世で最も公平に配分されているものである。
……すなわち,よく判断し,真なるものを偽なるものから分
かつところの能力,これが本来良識または理性と名づけら
れるものだが,これはすべての人において生まれつき相
等しい」
(ルネ・デカルト 「方法序説」、落合太郎訳)
荘子「万物斉同」
三.成形と成心
しかしこの「成心」は、生活の過程において変形され、
是非を分別する知へと変質してゆく。こうして「成心」を
失った人間は勢いの赴くところ、「今日越に出発して昨日
到着した」というごとき、あり得ぬ命題を生み出すにい
たった。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.54)
荘子「万物斉同」
四.「明」による
ことばがうろから鳴り出す響きではない。ことばには意味
が含まれる。とはいえ、その意味が不確定のものだとすれば、
ことばは成立するはずがない。そうなれば、ことばはヒヨコの
囀りとは異なるとはいってみたところで、事実上、両者の差異
はないことになる。
そもそも「道」に真偽の別が生じ、ことばに是非の別が生じ
たのは、なぜであろうか。もともと「道」は万物に偏在するもの
であり、ことばも「道」と形影相伴う関係にあるのだが、人間の
さかしらが道を見失わせ、虚飾がことばの意味を覆ってし
まったのだ。
…このように人間は、たがいに異説を立てあって、論争に明
け暮れている。この是非の争いの悪循環を断ち切るには、
「明」によるほかないであろう。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.54)
• 分別(=賢しい知)を批判
では、何があるのか?
荘子
道(=万物を支配する根本原理)
明(=知の限界を超えた真知)
荘子「応帝王」
「どうだろう、人間にはみな眼耳口鼻など合わせて
七つの穴があり、それで見たり、聞いたり、食った
り、息をしたりするのだが、渾沌にはそれがない。
ひとつ、顔に穴をあけてさしあげては」
話がきまると、二人は一日にひとつずつ穴をあけ
ていった。そして七日目、渾沌は死んだ。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.190)
小知によって偉大なる自然の知を殺した話
小知 < 道=自然の摂理
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
道=世界を貫く原理=人間はそれによって
世界と一体となることでより良く生きる
荘子「万物斉同」
五.「道枢」の境地
すべての存在は、「あれ」と「これ」に区分される。しかし
ながら、あれの側からいえば、これは「あれ」であり、あれ
は「これ」である。つまり「あれ」なる概念は「これ」なる概
念との対比においてはじめて成立し「これ」なる概念は
「あれ」なる概念との対比においてはじめて成立するとい
うのが、彼我相対の説である。…たとえば生と死、可と不
可、是と非の関係もまた然り、すべて事物は相互に依存
しあうと同時に、相互に排斥しあう関係にある。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.54)
荘子「万物斉同」
五.「道枢」の境地
だからこそ、聖人は、あれかこれかと選択する立場をと
らず、生成変化する自然をそのまま受容しようとする…
このように、自他の区別を失うことにより個別存在でな
くなること、それが「道枢」である。「道」を体得した者は、
扉が枢を中心として無限に延転するように、無窮に変化
しつつ無窮の変化に対応してゆくことができるのだ。「道
枢」の境地においてこそ、是と非の対立は超克される。
「明」によるとは、このことである。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.57)
アリストテレス「範疇論」
• アリストテレスは、述語(AはBであるというとき
のBにあたる)の種類を、範疇として下記のよ
うに区分する。
• すなわち「実体」「性質」「量」「関係」「能動」
「受動」「場所」「時間」「姿勢」「所有」(『カテゴ
リー論』第4章)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%
83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%86%E
3%83%AC%E3%82%B9
荘子とアリストテレス
• 世界を分けることで理解することで、理性を進め
るのが、西洋のアリストテレス以来の伝統である
(範疇論)
• 人工知能もまた、その路線に従って、世界を分
かち、論理に従って思考する存在として構築され
た(第三回「デカルトと機械論」)
• ニューラルネット、ディープラーニングもまた分別
することができる。人はそこに理性を見る。
• では、荘子は何を言っているのか?
荘子「道枢は対立を超える」
アリストテレス 「範疇論」 (カテゴリー)
ヘーゲル 「弁証法」 (対立)
荘子 「道枢」 (道)
ニューラルネット=分別器
1 0 0
このように学習させたい
ニューラルネット=分別器
0 1 0
このように学習させたい
ニューラルネット=分別器
0 0 1
このように学習させたい
ニューラルネット=分別器
0 0 0
【逆伝播法】
ここが1になるように、
結合の強さを、
さかのぼって変えて行く。
インターネットによる
膨大なデータ
4 第三次AIブーム(2010年代)
時間
規模
1960 1990 2000
第一次AIブーム 第二次AIブーム 第三次AIブーム
1970 1980 2010
ルールベース
逆伝播法
データベース
ディープ
ラーニング
推論ベース
ニューラル
ネット誕生
小型・中型
コンピュータの普及
大型コンピュータ
専門家のみのブーム
ディープラーニング=分別器
シンボルによる人工知能
(記号主義)
ニューラルネットによる人工知能
(コネクショニズム)
データベース
新しい学習法=
ディープラーニング
データベース
検索エンジン
キーワード 検索結果
検索
人
ディープラーニング=分別器
シンボルによる人工知能
(記号主義)
ニューラルネットによる人工知能
(コネクショニズム)
データベース
新しい学習法=
ディープラーニング
データベース
検索エンジン
キーワード 検索結果
検索
人
最初から
分けて
考える
よくわから
ないものを
分けられる
ようになる
ニューラルネットとは?
• 分類器である。
• 世界を分節化する精神の作用、知。
• 人工知能はニューラルネットワークによる知
能と世界の分節化。それは偏見に陥ることで
もある。
• ディープラーニングは、人間の偏見を教えよう
としている
自己組織化マップとは?
• 自己組織化マップ(SOM, Self-Organized Map)
• インプットされるデータが自ら近い距離の集団に集まること。
データ間の距離が定義されている
谷淳
• 1981年に早稲田大学理工学部機械工学科を卒業。
• 千代田化工建設株式会社にてプラント配管設計。
• スタンフォード大学、ミシガン大学 人工知能(修士号)
• ソニーコンピューターサイエンス研究所
• 理化学研究所 脳科学研究センター
動的認知行動研究チーム チームリーダー
• KAIST 教授
認知ロボットの実験から考える「自己」とは?
~理研の谷淳氏が東京財団「VCASI」で講演
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20091217_336516.html
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
• この図では、まず仮に主体と客体という二項対立
の構造を想定してみる。客体環境からボトムアップ
するセンソリの流れを主体はある構えを持ちトップ
ダウン的に予測し解釈しようとする。両者の相互作
用を経て認識が成立し、行為が生成される。
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
心と環境は溶け合っている
身体と環境も溶け合っている
Chaotic
主体と客体(谷淳)
• 認識の結果は主体の内部を変化させ、また生成された行為
は環境を変化させる。この相互作用を通して、主体から出発
したトップダウンの流れと客体から出発したボトムアップの流
れは分離不可能になり、もはや主体と客体といった区別は
無意味になる。この時に初めて、古典的な認知論で想定さ
れてきた、客体として操作される表象と、それを操作する主
体といった構図からも自由になれるのである。
• いかにこのような相互作用の場を構築するか、本文では筆
者らが行ってきた一連の認知ロボット実験について解説しな
がら、本問題について議論していく。
• 谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
第六章
荘子の知に対する批判の根底
荘子の知に対する批判の根底
• 人間は知によってありもしない概念を生み出
し、それを実在と思うようになる。
• 実際、混乱よりも思想のせいで、国が乱れて
紛争が起きている。
• そのありもしない知識から逃れて、道に順じ
て生きることが、そこから逃れる方法である。
人間は知性によってたくさんの概念を生み出すが、
その概念が幻影であることをつい忘れてしまう。 → 禅に通じる
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
身体
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
構造
構造
構造
身体は知覚対象としても作用対象としても、多層的な表現層を持つ。
=マルチレイヤー構造= (Multi-layered Structure)
構造
身体
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
構造
構造
構造
身体は知覚対象としても作用対象としても、多層的な表現層を持つ。
=マルチレイヤー構造= (Multi-layered Structure)
構造
論理的思考
生態的反射
(=環世界)
いろんな概念
身体
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
構造
構造
構造
身体は知覚対象としても作用対象としても、多層的な表現層を持つ。
=マルチレイヤー構造= (Multi-layered Structure)
構造
論理的思考
生態的反射
(=環世界)
いろんな概念
一度獲得した概念が逆に
人間を支配しようとする
<概念のヒステリシス>
身体
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
構造
構造
構造
身体は知覚対象としても作用対象としても、多層的な表現層を持つ。
=マルチレイヤー構造= (Multi-layered Structure)
構造
論理的思考
生態的反射
(=環世界)
いろんな概念
とても不自然で危険な状態
身体
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
構造
構造
構造
身体は知覚対象としても作用対象としても、多層的な表現層を持つ。
=マルチレイヤー構造= (Multi-layered Structure)
構造
論理的思考
生態的反射
(=環世界)
いろんな概念
とても不自然で危険な状態
人間を自然から
引き離している
荘子「達生編」
「水中を泳ぐ特別な方法があるのですか。」
「ありません。わたしには特別な方法などない。わたしに
は慣れたところから始まって、本性のままに生長し、運命
のままにできあがっているのです。水の中では渦巻きみ
身をまかせていっしょに深く入り、湧き水にまかせていっ
しょに出てくる。水のあり方についていくだけで、自分の
かってな心を加えないのです。…」
(荘子、第三冊I、金子治訳、岩波書店、P.57)
自然に従う
自然の為していることを見る
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
いろんな
概念
唯識論世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
唯識論世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
阿頼耶識から生まれた
ものが、人間にさまざま
なものを見せる。
=煩悩
無分別智
• では、無分別智とは何か。普通私たちは何かを行うとき、「自
分」と「他者」と両者の間に展開する「行為」あるいは「物」という
三つを分別します。例えば、施すという行為(布施)のなかで、
「自分が人にこの物を施す」と考えます。もちろん施すということ
はよいことですが、このように三つを分別して施すと、そこに「自
分」と「他者」と「施す」という行為とが意識され、それに強く執着
することになります。「自分は人を救ったのだ」と傲ることになり
かねません。
• これに対して、この三つを分別せず、しかも布施をする行為、こ
れを無分別智に基づく布施行といい、このような智慧のことを
「三輪清浄の無分別智」といいます。このような智慧を働かせて
物事に成りきって生きる時間を、なるたけ多く持つことが大切で
す。なぜならこの無分別智がいわば火となって深層の阿頼耶識
に潜む汚れた種子を焼いていくからです。
(横山紘一「唯識でよむ般若心境 空の実践」、P.185)
東洋と西洋
物事を分解し、
組み上げることで、
知を形成しましょう。
(西洋)
物事を区別しない
ことで知が生まれる
(東洋)
人工知能人間
仏教と人工知能
• 仏教 = 煩悩から解脱する
• 人工知能 = むしろ煩悩を与えたい(執着)
煩悩 煩悩
解脱 執着
人工知能人間
仏教と人工知能
• 仏教 = 煩悩から解脱する
• 人工知能 = むしろ煩悩を与えたい(執着)
煩悩 煩悩
解脱 執着
人工知能にどのようにして煩悩を与えることができるか?
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
いろんな
概念
荘子は、無用な概念に捉われて、ありもしない概念の中で
紛争しているのが人間であるという。
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
いろんな
概念
では逆に、
人工知能にどのようにして概念を与えることができるか?
人工知能が概念に捉われるようにすることができるか?
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
いろんな
概念
人工知能に思想(イデオロギー)を持たせることができるか
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
いろんな
概念
人工知能に、煩悩と思想(イデオロギー)を持たせる
ことができるか?
人工知能を偏見と生物の苦しみの中に投げ込むことが
できるか?
人工知能をどれだけ狭い知の中に閉じ込めることができる
か?
=人工知能をどれだけ愚かにすることができるか?
荘子「万物斉同」
五.道との一体化
…自得して、いっさいの存在があるがままに肯定する
境地に至ったとき、われわれの認識は万有の実相に近
づいたといえるのである。そして、自然にまかせようとい
う意識されない状態が、「道」との一体化にほかならない。
(荘子、中国の思想XII、岸陽子訳、徳間書店、P.60)
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
いろんな
概念
道と
一体化する
相
人工知能に概念を与える方法
• 知識表現。
• エキスパートシステム
• オントロジー
第七章
道理に則る知性
荘子にとって自然
• 荘子にとって自然や世界とは無為の世界で
はない。むしろ、そこにこそ、充実がある。
• そこに充実があるからこそ、人間の小知に閉
じこもっていることは危険だ。
• 世界には道理があり、自然には摂理があり、
人はそれとつながることがで、よりよい行動が
取ることができる、と説く。
荘子「秋水篇」
「道をわきまえたものは、必ず物事の道理に通ずる。物
事の道理に通じたものは、必ず臨機応変の処理に明るく
なる。そして、臨機応変の処理に明るいものは、外界の
事物のために自分を害されることがない。… 安全と危険
についてよく見きわめ、禍福のいずれにも心を動かされ
ず、行動について慎重にして、それで何者も彼を害する
ことができないということである。」
(荘子、第三冊、金子治訳、岩波書店、P.263)
荘子「秋水篇」
そこで『天の自然は内面にひそんでいるが、人の作為は
外面にあらわれる。徳は天の自然の側にある。』言われ
ているが、この天然と人為とのありかたをよくわきまえ、
天然にもとづいてその徳に身を落ち着けるなら、行きつ
戻りつしながら周囲の変化のままに屈伸し、それでいて
根本にたちかえって究極の道お語ることができるであろ
う。」
(荘子、第三冊、金子治訳、岩波書店、P.263)
大道
(自然に内在する摂理)
荘周
小知
大道
(自然に内在する摂理)
荘周
小知
世界と溶け合うことで、小知から逃れて、大きな道の
力を得ることができる。
荘子は仏教的な自我放棄ではなく、人間はより大きな
存在として生きることを説く。
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
世界と溶け合うことで、小知から逃れて、大きな道の
力を得ることができる。
荘子は仏教的な自我放棄ではなく、人間はより大きな
存在として生きることを説く。
荘子と西洋人工知能
知能は生物が持つ。環境に知能はない。
生物が小知を持つ。環境に知能(道理)がある。
西洋式人工知能
東洋的人工知能
生物が知能を持ち環境を知覚する
環境に道理があり、それと調和し良い行為が可能となる
知能という概念自体があらわれていない
荘子「天道篇」
車大工「おたずねしますが、殿さまのお読みなのは、どんな言
葉ですか。」
桓公「聖人のことばだよ」
車大工「聖人は生きていますか?」
桓公「もう死んでしまわれた。」
車大工「それなら殿さまの読まれているのは、古人の残りかす
ですねえ。… 車の輪を作るのに、甘くもなく、きつくもないという
程よさは、手かげんで会得して心にうなずくだけで、口では説
明することができません…自分の子供にもそれを教えることが
できず…そのため七十のこの年になっても、老いさらばえて車
づくりをしているのです。むかしの人も、そうした人に伝えられ
ないものといっしょに滅んでいきました。してみると、殿さまが
読まれているのは、古人の残りかすということになりますね
え。」
(荘子、第二冊、金子治訳、岩波書店、P.177)
行為を生むことを重視する
荘子「天道篇」
…帝王の徳は、天地自然のあり方を根本とし、真実の道と
その徳とを中心とし、しわざのないことを定法としている。
しわざのない無為であれば、世界を(思うままに)動かして
もなお余裕があるが、あれこれとしわざをする有為では、
世界のためにふりまわされてなお十分のことができない。
そこで昔の人もある無為を尊重したのである。
(荘子、第二冊、金子治訳、岩波書店、P.154)
無為の行為で国を治める
荘子「天道篇」
だから、偉大な道をはっきりわきまえていた古人は、まず
天の自然を明らかにしてから、その次に道とその徳に及
んだ。道と徳を明らかにしてから、その次に仁と義に及ん
だ。…このようなやり方で事物を治め、このようなやり方で
わが身を修めていって、ことさらな知謀はまったく働かさず、
一切のことをすべて天の自然にまかせてしまう。そこで生
まれる状態こそが太平といわれるものであって、平和の極
致である。
(荘子、第二冊、金子治訳、岩波書店、P.160)
無為の行為で国を治める
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
知能や意思決定なしに
よい行為を生み出せればいいのだ
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
知能や意思決定なしに
よい行為を生み出せればいいのだ
確かに、知能を作ることが目的ではない。
良い行為を生み出せればよい。
そのために知能が邪魔になる場合さえある。
「現象=渾沌」の中の人間
自然科学 (ミクロな単位、確定された対象)
総合的な現象(千変万化する渾沌)
人間
全的な人工知能
環境と共に知を構築しよう
https://www.flickr.com/photos/41818779@N00/4202552212/
https://www.flickr.com/photos/19953384@N00/4562340944/
全的な人工知能
環境と共に知を構築しよう
http://naimadgames.com/publications.html
全的な人工知能
環境と共に知を構築しよう
http://naimadgames.com/publications.html
全的な人工知能
環境と共に知を構築しよう
http://naimadgames.com/publications.html
全的な人工知能
環境と共に知を構築しよう
http://naimadgames.com/publications.html
世界の道理を体得させたい
「現象=渾沌」の中の人間
自然科学 (ミクロな単位、確定された対象)
総合的な現象(千変万化する渾沌)
人間
ここに道理が
ある
ゲーム世界の複雑な現象の道理を体得すること
「現象=渾沌」の中の人間
自然科学 (ミクロな単位、確定された対象)
総合的な現象(千変万化する渾沌)
人間
ここに道理が
ある
ゲーム世界の複雑な現象の道理を体得すること
ゲームの単純ではない、複雑な流れから、
キャラクターと融和する融合的な流れを発見する。
= キャラクターに道理をわきまえさせる。
「現象=渾沌」の中のキャラクター
自然科学
(ミクロな単位、確定され
た対象)
総合的な現象
(千変万化する渾沌)
人間
ここに道理が
ある
ゲーム世界
(ミクロな単位、確定され
た対象)
総合的な現象
(千変万化する渾沌)
キャラクター
ここに道理が
ある
「現象=渾沌」の中のキャラクター
自然科学
(ミクロな単位、確定され
た対象)
総合的な現象
(千変万化する渾沌)
人間
ここに道理が
ある
ゲーム世界
(ミクロな単位、確定され
た対象)
総合的な現象
(千変万化する渾沌)
キャラクター
ここに道理が
ある
「現象=渾沌」の中のキャラクター
ゲーム世界
(ミクロな単位、確定された対象)
総合的な現象
(千変万化する渾沌)
キャラクター
ここに道理が
ある
数百のゲームパラメーターの運動を力学系と
みなして、
そこから世界の流れ、「リミットサイクル」(=道理)を
見つけ出す。
=データ解析技術でもある、
本日のコンテンツ
• 第一章 東洋思想と西洋思想
• 第二章 荘子の「道」
• 第三章 荘子と知の解体
• 第四章 知能と身体とイマージュ
• 第五章 理性と荘子
• 第六章 荘子の知に対する批判の根底
• 第七章 道理に則る知性
• 第八章 まとめ
第八章
まとめ
まとめ
• 東洋思想は「知能」にこだわらず、世界の中でも一つ
の存在として知性を捉える。
• 荘子と老子の「道」は、世界という渾沌の現象に内在
する大きな流れ。
• 荘子のシンプルな「道」という思想は、主知主義的な
西洋式の人工知能を解体する力を持つ。
• 内面と身体を総べるもの、つまり渾沌の支配者が存
在することを荘子は示唆する。
• 分けないことが知なのだ、という態度を取る。
• 概念が人を小知に閉じ込める。
• 世界には道理があり、自然には摂理があり、人はそ
れとつながることがで、よりよい行動が取ることができ
る、と説く。

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