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教育現場でのパターン・ランゲージ活用の最新事例〜高齢者向け施設でのスタッフ研修〜
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11/21に開催されたORFのセッション「教育現場でのパターン・ランゲージ活用の最新事例」で使用した発表スライドです
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1.
教育現場でのパターン・ランゲージ活用の最新事例 〜高齢者向け施設でのスタッフ研修〜 金子 智紀 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
後期博士課程 ORF2022
2.
2 自己紹介 金子智紀 Tomoki Kaneko •
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 • 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 博士課程 • NPO法人MOTTAI 理事 • 日本認知症国際交流プラットフォーム 編集長 2014年〜(2015出版) 2018年〜(2022年出版) 2014年に『旅のことば』の作成に関わり、以降、国内外にて認知症 になっても安心して暮らしていける社会の実現を目指したまちづく りの活動・講演・ワークショップを実施。2015〜2020年は、NPO 法人認知症フレンドシップクラブの本部スタッフとして、RUN伴や beOrange認知症まちづくり基金、認知症多世代まちづくりプロジ ェクトなどの運営にも携わる。
3.
3 『ともに生きることば:高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』 •ケアする人、ケアを必要とする人が「ともに生きる」ホームを実現するために 大切なことを30個の「ことば」にまとめたもの。 •全国各地の「ともに生きる」ホームを実現している人たちへのインタビュー、 フィールドワーク調査を元に作成。 •自分たちなりのケアと場づくりを考え、実践していくためのヒント集。 https://linktr.ee/tomokoto
4.
12 本人のために、日々いろいろな支援をしています。 ▼その状況において 貢献できることがあると、 自分の居場所ができる。 役割をつくる No.5 13 身の回りのことを何でもやってしまうと、本人はサービスを受けているような気持ちに なり、そこが自分の「生活」の場だと思えなくなってしまいます。ケアする側として、 あれこれお手伝いしようと思うのは自然なことです。 しかし、 本人にとっては、 誰かがやっ てくれることをわざわざ断ってまで自分でするのは難しく、生活のために自分でできる ことがほとんどなくなってしまいます。そうなると、受け身の姿勢が強くなり、生活の 主人公であるという感覚は薄れていってしまうでしょう。 ▼そこで 本人のやりたいことやできることを発想の種としてその人の役割をつくり、自分たちの 生活をつくることに参加できるようにします。役割を考えようとするときには、思い出 話を聞きながら本人の好きなことや得意なことを教えてもらい、それに関係することを やってもらうようにするとよいでしょう。たとえば、郷土料理をつくるのが得意な人に は料理に協力してもらう日をつくり、腕をふるってもらいます。また、お花好きの人が いたら、花壇をつくってお花の手入れをしてもらうというのもよい例です。 ▼その結果 何らかのかたちで貢献できるようになると、その場が自分の居場所であると感じられる ようになります。そのことで周囲から感謝されたり、よい関係を育んだりすることにも なるでしょう。また、そのように自信や生きがいを持って暮らしていくことは、心身と もに健康でいられることにつながっていくものです。 名前(ことば) イラスト 4
5.
5 自然に暮らせる居場所をつくる それぞれの思い これまでの習慣 ぬくもりとこだわり 1. 2. 3. 自然な環境にする ライフストーリー 役割をつくる これからの生き方 4. 5. 6. 人生を重ねていく 今を生きる ちょっとした冒険 つながるきっかけ 笑顔が生まれる場 7. 8. 9. 地域・社会に根ざす 地域にひらく いきいきとした姿 受け取り応える 10. 11. 12. 身近な存在になる 来たくなるしかけ 巻き込まれ上手 地域のお祭り 13. 14. 15. 地域の仲間入りをする 自分たちなりの貢献 これまでにない試み うれしい出来事 16. 17. 18. ケアの未来をつくっていく そばに居続ける お迎えの予感 お別れ会 向きあう時間 28. 29. 30. 最期を受け入れる 自力の見守り 「これがいい」 と思う手助け 見えない時間 19. 20. 21. 日常を支える 本人の世界 言葉のチューニング 弱さの受け止め 22. 23. 24. 気持ちに寄り添う 支え抜くチーム 変わらぬ関係 何もしないという支援 25. 26. 27. 穏やかに包み込む 『ともに生きることば:高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』
6.
6 事例① 大手介護事業所のリーダー候補生向けの研修(みらい塾) リーダー候補生を対象に、カードを用いて大切にしていることと、レーダーチ ャートを使って実践チェックをし合うワークを実施。
7.
7 自然に暮らせる 居場所をつく る 地域 ・ 社会に根ざす そばに居続ける ともに生きるこ とば 実践 チェ ッ ク ○ グループの 合計ポイン ト 0〜3 カテゴリー グループ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. それぞれの思い これまでの習慣 ぬく も り とこだわり ライフス トーリー 役割をつく る これからの生き方 ち ょ っと した冒険 つながるきっかけ 笑顔が生まれる場 地域にひらく いきいきと した姿 受け取り応える 来たく なるしかけ 巻き込まれ上手 地域のお祭り 自分たちなりの貢献 これまでにない試み うれしい出来事 自力の見守り 「これがいい」 と思う手助け 見えない時間 本人の世界 言葉のチューニング 弱さの受け止め 支え抜く チーム 変わらぬ関係 何もしないという支援 お迎えの予感 お別れ会 向きあう時間 自然な環境にする 人生を重ねていく 今を生きる 身近な存在になる 地域の仲間入りをする ケアの未来をつく っていく 日常を支える 気持ちに寄り添う 穏やかに包み込む 最期を受け入れる 地域・社会に根ざす 自然に暮らせる 居場所をつくる そばに居続ける 身近な存在になる (No.10~12) 地域の仲間入りをする (No.13~15) ケアの未来を つくっていく (No.16~18) 自然な環境にする (No.1~3) 人生を重ねていく (No.4~6) 今を生きる (No.7~9) 日常を支える (No.19~21) 気持ちに寄り添う (No.22~24) 最期を受け入れる (No.28~30) 穏やかに包み込む (No.25~27)
8.
8 事例① 大手介護事業所のリーダー候補生向けの研修(みらい塾) 参加者からの感想(一部抜粋) • 気がついちゃったのですが、カードやレーダーチャートを実施して みて、大切にしていることや実践していることがデイサービス向き ではないかもしれない。もう少し一対一で関われる施設がよいので は気がついちゃいました、、、 •
カードを選ぶ中で、自分らしさが出てくる。 •お互いの深いところまで知ることができる。 地域・社会に根ざす 自然に暮らせる 居場所をつくる そばに居続ける 身近な存在になる (No.10~12) 地域の仲間入りをする (No.13~15) ケアの未来を つくっていく (No.16~18) 自然な環境にする (No.1~3) 人生を重ねていく (No.4~6) 今を生きる (No.7~9) 日常を支える (No.19~21) 気持ちに寄り添う (No.22~24) 最期を受け入れる (No.28~30) 穏やかに包み込む (No.25~27) →「自分を知り、他者を知る」というために活用できる
9.
9 事例② 外国人技能実習生に向けた研修 秋田県の介護施設にて働く技能実習生を対象に『ともに生きることば』を用い て研修(2019年から実施) 感想: •議論されたトピックは非常に興味深いです。この学習 により、カイゴの世界に対する私の知識と洞察力が 増します。ただ働くだけでなく、勉強しながら働く。 •いろんなことをして利用者と楽しみたい。 •勉強した事は仕事の中にやってみたいです。 →《お別れ会》を実施。 →実践の具体的なイメージを持ち、実践に活かす
10.
10 事例③ ケアの経験共有に活かす 語り手と聞き手の「実践の経験年数に差があるほど実践の経験が伝達しにくい」という現状 に対して、『ともに生きることば(カード)』がその橋渡しになるのではないか? →その観点を調査するために、研修とアンケート調査を実施しました。 •Q1-1:カードを使ったワークショップはどうでしたか? •Q2-1:経験年数の異なる相手とのケア実践の経験を共有するのはどう でしたか? •Q3-1:経験年数の異なる相手に自分の経験を伝える際に、カードがあ るのはどうでしたか? •Q4-1:経験年数の異なる相手の話を聞く際に、カードがあるのはどう でしたか? ※経験共有:自身の実践を言語化して伝え、その経験を他者と共に所有すること。
11.
11 事例③ ケアの経験共有に活かす Q3-1:経験年数の異なる相手に自分の経験を伝える際に、カードがあるのはどうでしたか? •とても良かった。タイトルを相手に分かりやすく見せられるので、良かった。(30代, 4年) •良かった。キーワードがあるのは、思い出すのに、とても良かった。(60代,
20年) •とても良かった。自分の経験が少ないので皆様に話せる内容があまりなかったのでこれからも介護にふ れたいと思えた。(20代, 4年) Q4-1:経験年数の異なる相手の話を聞く際に、カードがあるのはどうでしたか? •とても良かった。タイトルを見せてもらいながら話を聞けたので良かった。(30代, 4年) •とても良かった。そのカードに合った内容がしっかりあってとても納得したり、おどろいた事がありと ても良かった。(60代, 20年) •とても良かった。相手の話したいと思っているポイントがわかる方が、話を聞いていて、理解しやすい です。(20代, 4年) →経験年数に差があっても経験共有がしやすくなる
12.
12 事例④ 「対話」について学ぶ研修 •問題を解消するための対話の心得を30個の「こと ば」でまとめたもの。 •精神医療分野におけるオープンダイアローグという治 療方法を参考。 •日常生活での対話の実践にもつながるような言葉遣い で「パターン・ランゲージ」によってまとめている。 『対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(井庭 崇,
長井 雅史, 丸善出版, 2018年7月20日) 『対話のことば』
13.
事例④ 対話について学ぶ研修 本書には 30
個の「対話のことば」が収録されており、全体像は次のようになっています。 4. ひとりの人として 5. じっくり聴く 6. そのままの言葉 7. 開かれた質問 8. 言葉にする時間 9. 語りへの応答 10. 内側から捉える 11. 感情の通路 12. これまでへの敬意 13. 関係する人 14. 対話の支援チーム 15. 輪になる 16. 全員の発言 17. ゆったりとしたペース 18. 応答の連鎖 19. 小さなサイン 20. 気持ちの共鳴 21. リフレクティング・トーク 22. 発生時の立ち上げ 23. 連続的な実施 24. 一貫した関わり 25. それぞれの認識 26. 混沌とした状態 27. 意味の変容 28. 一緒に見出す 29. 広がりのある文脈 30. 未来への仲間 1. 体験している世界 2. 多様な声 3. 新たな理解 •居宅介護支援事業で働くケアマネージャー6名 を対象に計13回の研修を実施 •各回で大切にしたい「ことば」について議論 13
14.
事例④ 対話について学ぶ研修 毎回、研修の最初に「対話のイメージ」について尋ねました 14 初回 >>そうですね、まず、相手に安心感を与えるように心がけています。それは まず笑顔とか、話をまずは聞くということですね。 最後の回
>>シンプルなんです。「安心」ということをこの研修で本当に学びまし た。どうしても利用者さんというのを考えながら研修を受けていたんですけれど も、やっぱり対話っていうのはまずこの人とちょっと対話をしただけで気持ちが落 ち着くなとか、また今度会いたいなとか、あ、こんなことも喋ってしまったとか、 安心を与えられるような対話をしなればいけないんだなということを感じました。 私も訪問自体がこの研修をきっかけにすごく楽しみになりましたけど、利用者さん の方も楽しみに待っててくれるようなことができたらなと思いました。
15.
事例④ 対話について学ぶ研修 15 『対話のことば』一覧を見て 「研修前実践チェック」 「研修後実践チェック」 をそれぞれ付けてください。 →レーダーチャートを持ちて分析 『対話のことば』実践における研修前後の比較
16.
事例④ 対話について学ぶ研修 16
17.
事例④ 対話について学ぶ研修 17 •この仕事をしていて、すごくこう難しいなあとか、ぐったり疲れて帰ってきた時にソ ーシャルワークって大変だよね、ってよく私言ってたんですけど、よくよくこうこのレ クチャーを受けて、いやいやソーシャルワークじゃない、対話が難しかったんだって すごい思いました。どうやって相手の人の対話を深めるかというのがその都度勝負だ と思っていたので、ソーシャルワークじゃなくて、対話だったんだなっていうのが、 今私がこれを受けてきた結果で分かったことでした。 •対話はやってきたことなんですけど、別に今までのやり方が悪かったのではなく、あ っこういうことも変えてみようという、そいういう意識というのが身についてきまし た。 参加者からの振り返り(一部抜粋) →実践をしながら、自分なりの方法を考えることを支援する
18.
事例①〜④ まとめ 18 事例①:大手介護事業所のリーダー候補生向けの研修(みらい塾) →自己分析、他者分析のツールとして活かす 事例②:外国人技能実習生に向けた研修 →実践の具体的なイメージを持ち、実践する 事例③ ケアの経験共有に活かす →経験年数に差があっても経験共有ができる 事例④
「対話」について学ぶ研修 →実践をしながら、自分なりの方法を考えることを支援する
19.
教育現場でのパターン・ランゲージ活用の最新事例 〜高齢者施設でのスタッフ研修〜 金子 智紀 tkaneko@sfc.keio.ac.jp 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
後期博士課程 ORF2022
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