1. 京都⼤学⼤学院情報学研究科システム科学専攻
Human Systems Lab., Dept. of Systems Science
Graduate School of Informatics, Kyoto University
卒論発表・修論発表・学会発表にむけた
プレゼンテーションのアドバイスまとめ
加納 学
元ネタはこちら
(本スライドは抜粋版)
3. 参考書
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l スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
n アップル創業者であるスティーブ・ジョブズの
プレゼンは凄いと有名だった.
n その特⻑を分析して整理したのが本書.
「話すポイントを3つに絞る」など.
n しかし,本当に注⽬すべきは,
ジョブズが物凄い量の練習をしていたこと.
l プレゼン初⼼者なら,
発表本番までに50回練習しろ︕
⽇経BP,2011
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5. スライド作成の前にすべきこと
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1. ⽬的を明確にする.
n プレゼンで何を成し遂げたいのか︖を考える.
2. 誰が聴いてくれるのかを把握する.
n 聴衆の興味や知識で話すべき内容は変わる.
3. 伝えたいことに優先順位を付ける.
n 最も⼤事なことを確実に伝える.⼤事なことは繰り返す.
4. ストーリーを作る.
n 聴衆を惹きつけ,聴衆が納得するストーリーを組み⽴てる.
5. 魅⼒的なプレゼンをイメージする.
n 良いプレゼンを真似る.悪いプレゼンを反⾯教師にする.
誰が何のために
聞いてくれるのか︖
6. スライドの作成⽅針
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l ⼤事なのは中⾝
n スライドは⼿段.⽬的を⾒失うな.
l スライドは1分あたり1〜2枚
n 多すぎても少なすぎてもダメ.
n 情報を詰め込みすぎない.⾒る時間を与える.
l いきなり細部を作り込まない
n スライド構成(ストーリー )が決まってからでいい.
l とにかく,聴衆の⽴場になって考える
中⾝とストーリーが⼤事
8. 原稿作成・推敲・練習・練習
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l 原稿は必ず作成する.
n プレゼンテーションの⽬的を意識する.
n 誰が聴いてくれるのかを意識する.
n 伝えたいことの優先順位を意識する.
l スライドと原稿を推敲しまくる.もう無理というレベルまで.
n ⼿を抜くな.
l 徹底的に発表練習する.
n 発表原稿を覚えるのは必要条件でしかない.
n 態度(⾝振り⼿振り)や話し⽅まで意識する.
n プレゼンをビデオ撮影して確認する.癖を知り直す.
ベストを尽くせ