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10分で分かるデータストレージ
- 4. 基本的なストレージデバイス⾊色々
• HDD
– 50年年以上の歴史,記録密度度はまだ向上中
– 機械的動作のためレイテンシ⼤大(ms)
• Flash memory
– 1984発明,2000年年代普及
– HDD と同じ IF を持つものは SSD と呼ばれる
– レイテンシ: DRAM << SSD << HDD
• その他
– FDD (役⽬目を終えた)
– Optical (CD/DVD/BD...)
– TAPE (まだまだ現役らしい)
出典: http://www.storagereview.com/
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- 6. ブロックデバイス: ストレージの抽象化
• ブロック単位の IO
– メインメモリに⽐比べて低速だから
(歴史的経緯)
– ブロックサイズ: 512B or 4KiB(最近)
• アドレスとサイズを指定して IO
– SCSI もしくは類似のコマンドによる
0
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2
3
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5
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7
8
9
...
address 4, size 4
6
- 7. ストレージ階層: 性能視点
レイテンシ⽬目安
SRAM (inside CPU) as cache
揮発性
不不揮発性
0.5〜~10ns
DRAM as cache
10〜~100ns
⾼高速/
⼩小容量量/
⾼高コスト
Cache (flash mem, DRAM w. bat.)
SSD/Flash drive
HDD
(Optical)
TAPE
10us〜~
5ms〜~
100ms〜~
低速/
⼤大容量量/
低コスト
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- 8. ストレージ性能評価軸
• レイテンシ
– レスポンスタイム (second)
• スループット
– IOPS (# of IO per second)
– Bps/bps (Bytes/bits per second)
並列列にIOを実⾏行行できる場合,
1/(レイテンシ) = (スループット)
ではないことに注意
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- 10. ストレージデバイスの性能⽐比較
デバイス種類
PCI-E Flash Drive
Consumer SSD
Enterprise HDD
Consumer HDD
ベンダー/型番
Fusion-io
ioDrive2 Duo
Intel
SSD 530
Seagate
Cheetah 15K.7
Seagate
Barracuda
レイテンシ(R/W) スループット(R/W)
47/15 us
3.0/2.6 GB/s
80/85 us
540/490 MB/s
5.4/5.9 ms
204 MB/s
12.7/13.7 ms
210 MB/s
各製品のスペックシートから抜粋
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- 11. ストレージ階層: 機能視点
アプリケーション (APP)
データベースシステム (DBMS)
ファイルシステム (FS)
バッファキャッシュ層 (OS 内)
ブロックデバイス層 (OS 内)
様々な機能を提供する
ソフトウェア/ハードウェア
仮想化,バックアップ,レプリケーション,
スナップショット,冗⻑⾧長化,キャッシュ,
圧縮,暗号化,分散,etc.
基本的なデバイス (HDD/SSD/etc.)
• 必ずしもストレー
ジ層だけで実現さ
れるわけではない
• 複数機能のため層
が増えることも
• ⽤用途/状況に応じて
構成は異異なる
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- 12. ストレージ関連技術
• ⽬目的
– データロスト回避
– 可⽤用性向上
– コスト対性能向上
– ...
• ⼿手段
– バックアップ
– レプリケーションなどの
冗⻑⾧長化
– 専⽤用ハードウェア/
ソフトウェア導⼊入
– ...
• 技術
– RAID
– Caching
– Copy on write
– Thin provisioning
– Write ahead logging
– Dedup
– Distributed protocol
– ...
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